中学生・高校生におすすめの本

「本なんて」という読書嫌いな中高生から、
「本が好き」だけど、読書から遠ざかっている中高生・大人
までを対象に、読書のキッカケがつくれるような、
読みやすくかつおもしろい本を紹介していきます。
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    「ゆっくり」でいいんだよ (ちくまプリマー新書)
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      評価:
      辻 信一
      筑摩書房
      ¥ 798
      (2006-09)
      コメント:辻信一は、「スローライフ」を提唱する文化人類学者・明治学院大学教授で、「ナマケモノ倶楽部」というNGO団体を運営している。効率至上主義がはびこる現代の弊害をわかりやすく説明し、生き物本来が持つ「時間」を取り戻そうという主張はとても明確でわかりやすい。

      JUGEMテーマ:読書
       「ナマケモノ」という生き物は、忙しい現代人の目から見ると文字通り「怠け者」に見えるが、実は徹底的に省エネで地球に優しい生き方を具現している動物らしい。

      この本は、どんどん便利になり、スピードが速くなる世の中に起きつつあるさまざまな弊害を、身近な視点からたどり、わかりやすい具体例をもって警鐘を鳴らしている。

      目からウロコだったのは、GNP(国民総生産)からGNH(国民総幸福)へという考え方。GNPは経済成長を測るモノサシとしてよく知られているが、悪いことに使われたお金もGNPを増やすものになってしまう。例えば、原生林が大量に伐採されることもGNPを押し上げることになるし、重油を載せたタンカーが海で座礁したという事故も同じだ。このおかしさに気づいたブータンという国の宰相は、P(プロダクツ)の代わりにH(ハッピー・ハピネス)を使って、GNHというモノサシを使っている。見た目は多少貧しくとも、生活は満たされているのだそうだ。

      こういったわかりやし事例がたくさんあるし、また、この本には現代文化を考える上で必須ともいうべき良書(『モモ』や『パパラギ』、『星の王子さま』など)からたくさんの引用があるので、それを読むのも楽しい。
      | いどっち | (ノンフィクション)中学2年〜高校3年 | 21:36 | comments(0) | trackbacks(0)
      14歳からの仕事道
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        評価:
        玄田 有史
        理論社
        ¥ 1,260
        (2005-02)
        コメント:著者は労働経済学が専門で、東京大学教授。現代の若者を丹念に取材した『ニート』などの本で有名です。この本は、中学生から読める新書「この本はよりみちパン!セ」の一冊で、仕事に対してわきまえておくべきことや今からでも考えておいた方がよいことなどがわかりやすく書かれています。こう書くと説教くさい内容かと思われるかもしれませんが、今の中高生の実感や本音に対して、真剣に悩みながら誠実に答えを出そうとしているので、非常に共感できるのではないかと思います。

        JUGEMテーマ:教育
         特に、「自ら行動を起こして、興味を持った仕事人を訪ね、直接話を聞いてみよう。それはかけがえのない経験となる」というメッセージには「そうだよなぁ」と思った。そういう熱心な学生がいるということは、インタビューされる大人にとってもうれしいことだから、よほど忙しくても会う時間を作ってくれるはずです。
        高校生で小論文学習と絡めてこういった総合学習でもできればいいのに。。。と思いました。
        | いどっち | (ノンフィクション)中学2年〜高校3年 | 13:43 | comments(0) | trackbacks(0)
        先生はえらい
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          先生はえらい
          先生はえらい
          内田 樹
          | いどっち | (ノンフィクション)中学2年〜高校3年 | 22:48 | comments(0) | trackbacks(0)
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