中学生・高校生におすすめの本

「本なんて」という読書嫌いな中高生から、
「本が好き」だけど、読書から遠ざかっている中高生・大人
までを対象に、読書のキッカケがつくれるような、
読みやすくかつおもしろい本を紹介していきます。
スポンサーサイト
0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    | スポンサードリンク | - | | - | -
    17歳のための世界と日本の見方―セイゴオ先生の人間文化講義
    0
      評価:
      松岡 正剛
      春秋社
      ¥ 1,785
      (2006-12)
      コメント:松岡正剛氏は編集工学研究所所長で、この本は帝塚山大学での6年間の講義をもとに書かれた、日本と世界の文化の関係を独自の「編集」という観点で考察した本。高校で習う日本史・世界史と合わせて、ぜひ読んでほしい!内容です。事象の羅列である歴史が生き生きとした関係をもってつながります。

      JUGEMテーマ:学問・学校
      松岡正剛がいう「編集」とは、「新しい関係性を発見していく」ということ。だから、本や雑誌だけを「編集」というのではなく、料理をすることも「編集」、 研究開発をすることも「編集」となる。

      世の中には、生物学とか天文学、ファッション、音楽、などがバラバラに存在しているが、それらの間をつなげてあたらしい関係を発見するのが「編集工学」というらしい。

      この考え方は非常におもしろい。確かに科学が誕生してから我々はとにかく細かく分野を分けて、整理して物事を考えてきたが、バラバラにしすぎて、本来あったはずの関係が忘れ去られていると思う。

      歴史の授業は「世界史」と「日本史」に別れ、「世界史」はさらに「西洋史」と「東洋史」にわかれ、さらに「中国史」もあり・・・。本来であれば、「人間とその文化の歴史」であるはずなのに、それぞれが別物のような感じさえする。

      この本は、身近なことと世界の宗教や日本の神話がつながったり、日本とヨーロッパが思わぬところでつながったり、とにかく読んでいて、「そういう見方があるのか!」と相づちを打ちたくなるところが多い。高校生くらいの下地がないと読めないかもしれないが、つまらない教科書や授業に飽きている学生に、歴史や文化のおもしろさ・魅力を伝える本として、ぜひ薦めたい。
      | いどっち | (ノンフィクション)高校2・3年 | 21:58 | comments(0) | trackbacks(0)
      船に乗れ!〈1〉合奏と協奏
      0
        評価:
        藤谷 治
        ジャイブ
        ¥ 1,680
        (2008-10)
        コメント:タイトルからは想像しづらいが、私立高校の音楽科を舞台にした青春小説。「のだめカンタービレ」などが好きな人にはぜひおすすめ!

        JUGEMテーマ:読書
         一言で言うと、私立高校の音楽科を舞台にした青春小説。久しぶりに一気読みをしてしまった。主人公は、チェロを専攻するちょっとインテリぶった津島サトル。

        表向きには、高校に入学した彼らが、初めてのオーケストラや、合奏などを経験し、成長していくストーリーであるが、その中で恋愛あり、ライバルあり、倫理のおもしろい授業あり、ととても盛りだくさん。決して一流の学校ではないため、際だった才能をもった生徒がいるわけではない。ただ、音楽に体当たりする中で、その魅力にとりつかれていくところがリアルだ。

        今後の続刊が楽しみ。
        | いどっち | (小説)中学2年〜高校2年 | 21:25 | comments(0) | trackbacks(0)
        14歳からの仕事道
        0
          評価:
          玄田 有史
          理論社
          ¥ 1,260
          (2005-02)
          コメント:著者は労働経済学が専門で、東京大学教授。現代の若者を丹念に取材した『ニート』などの本で有名です。この本は、中学生から読める新書「この本はよりみちパン!セ」の一冊で、仕事に対してわきまえておくべきことや今からでも考えておいた方がよいことなどがわかりやすく書かれています。こう書くと説教くさい内容かと思われるかもしれませんが、今の中高生の実感や本音に対して、真剣に悩みながら誠実に答えを出そうとしているので、非常に共感できるのではないかと思います。

          JUGEMテーマ:教育
           特に、「自ら行動を起こして、興味を持った仕事人を訪ね、直接話を聞いてみよう。それはかけがえのない経験となる」というメッセージには「そうだよなぁ」と思った。そういう熱心な学生がいるということは、インタビューされる大人にとってもうれしいことだから、よほど忙しくても会う時間を作ってくれるはずです。
          高校生で小論文学習と絡めてこういった総合学習でもできればいいのに。。。と思いました。
          | いどっち | (ノンフィクション)中学2年〜高校3年 | 13:43 | comments(0) | trackbacks(0)
          ふしぎな木の実の料理法 (こそあどの森の物語 1)
          0
            評価:
            岡田 淳
            理論社
            ¥ 1,575
            (1994-12)
            コメント:小学生から読めるが、大人でも思わず入り込んで読んでしまう、そんな魅力が詰まった本。

            JUGEMテーマ:読書
            最近この「こそあどの森の物語」シリーズにはまって読んでいます。岡田淳さんは以前にも『放課後の時間割』などで紹介しましたが、子どもたちに人気の児童文学作家です。

            この本も小学校3・4年生から読める本ですが、大人でも、こそあどの森の住民間で起こるさまざまな事件や不思議な出来事に 思わず入り込んで読めてしまうと思います。

            大まかなあらすじはこんな感じです。学者のおばあさんと二人で暮らしているスキッパーは、ある日旅先のおばあさんから手紙と「ポアポアの実」を受け取ります。しかし、その手紙の「ポアポアの実」のおいしい食べ方が書かれたところが、偶然水に濡れて読めなくなってしまったために、その料理法をめぐってこそあどの森の住民たちがあれやこれやと試してみるというものです。もちろん最後には意外な答えが明かされます。

            本好きでひきこもりがちなスキッパーをはじめ、登場するこそあどの森の住民たちはどれも個性豊かで、物語世界の豊かさを感じさせられます。現在9冊シリーズが出ていますが、どれもおすすめです。
            | いどっち | (小説)中学1・2年 | 22:47 | comments(0) | trackbacks(0)
            ブログの要約文を新しくしました
            0
              JUGEMテーマ:教育
              なかなか更新できていませんでしたが、ちょこちょこおもしろい本は読んでいます。今回はデザインを変え、ブログの要約文↑も新しくしました。
              中高生は、部活や勉強が忙しくなり、どうしても読書からは離れがちになります。でも、この時期に読書への興味をつないでおくことは大学・社会に出てから大きく役立つと考えます。
              これまで中高生向けの読書案内は、難しすぎるものや古い名作を紹介するものが多かったのですが、このブログで取り上げている本は現代作家で、同年代の主人公や仲間も多く登場し、ジャンルも小説からノンフィクション・ファンタジーと多彩です。
              図書館などでもいいので、是非一度手にとって少し(30分くらい)読んでみてください。きっと、 「続きが気になるなあ」と思う本ばかりだと自負しています。
              | いどっち | 日記 | 23:13 | comments(1) | trackbacks(0)
              夏から夏へ
              0
                評価:
                佐藤 多佳子
                集英社
                ¥ 1,575
                (2008-07)

                JUGEMテーマ:読書
                『一瞬の風になれ』の著者が、朝原宣治をはじめとする日本オリンピックリレーメンバーを取材したノンフィクション小説。

                北京オリンピックで、日本男子400メートルリレーメンバーが銅メダルを獲得したことは記憶に新しいが、この本ではそのメンバーである塚原直樹・末次慎吾・高平慎士・朝原宣治の性格や思考、特性、陸上歴までが本人の言を交えて詳しく紹介されている。

                陸上に対する真摯な姿勢や、リレーメンバー同士が互いに尊敬し、向上していこうとする様子がよくわかり、とても感動的だった。

                陸上に興味がなくても、野球やサッカーなどのようにまだまだメジャーなスポーツでない陸上競技を、彼らがどのようにして続けているのか、彼らの取り組みや姿勢から学ぶべきことは多いと思う。
                | いどっち | (ノンフィクション)高校2・3年 | 14:42 | comments(1) | trackbacks(1)
                びりっかすの神さま
                0
                  びりっかすの神さま (偕成社文庫)
                  びりっかすの神さま (偕成社文庫)
                  岡田 淳
                  JUGEMテーマ:読書


                  | いどっち | (小説)中学1・2年 | 09:10 | comments(0) | trackbacks(0)
                  サクリファイス
                  0
                    サクリファイス
                    サクリファイス
                    近藤 史恵
                    JUGEMテーマ:読書


                    | いどっち | (小説)高校2・3年 | 19:21 | comments(0) | trackbacks(0)
                    セカンドウィンド 1 (1)
                    0
                      セカンドウィンド 1 (1) (ピュアフル文庫 か 2-2)
                      セカンドウィンド 1 (1) (ピュアフル文庫)
                      川西 蘭
                      JUGEMテーマ:読書


                      今電車の中で夢中で読んでいる本です。「正統派青春スポーツ小説」とか帯に書いてあったと思いますが、僕は森絵都の『DIVE!!』や佐藤多佳子の『一瞬の風になれ』(いずれもこのブログに掲載)のようなスポーツを舞台にした青春小説が個人的に好きなのではまっています。

                      ロードバイクのレースを題材にしたもので、登場する主人公溝口洋(中三)は父が同じ自転車乗りですでに亡くなっており、祖父と二人暮らし。祖父は洋が自転車にのめり込むことに反対しているが、洋は内緒に自転車の大会に出場して、有名な自転車チームのジュニアクラブの練習に参加することができた。自分専用の自転車、最新の設備の練習環境が手に入り、洋はより自転車にのめり込んでいくが、そこには矛盾や葛藤も多くあった。

                      どことなくこの主人公はあさのあつこの『バッテリー』の主人公に似てるな…と思いましたが、周りに出現するライバルや相棒も魅力的だし、それからまだ1巻では進展はないが恋もあり(このあたりが「正統派」なのかもしれませんが)、次巻が待ち遠しい作品です。

                      | いどっち | (小説)中学2年〜高校2年 | 21:17 | comments(0) | trackbacks(0)
                      天国の本屋
                      0
                        天国の本屋 (新潮文庫)
                        天国の本屋 (新潮文庫)
                        松久 淳,田中 渉
                        JUGEMテーマ:読書


                        「天国の本屋」シリーズの第一作で、映画化もされかなり話題になった本。

                        ストーリーは途中から先が読めてしまうし、深みのある本ではないが、とにかくテンポがよくて読みやすく、古さも全然感じない。二作目『うつしいろのゆめ』三作目『恋火』もおもしろいが、この一作目がやはり一番まとまりがある。

                        大学生の主人公のさとしがアルバイト先の天国の本屋で「朗読サービス」をするが、このシーンがとりわけ象徴的だ。天国の本屋では、客(大人も子供も)が思い入れのある本を店員に「朗読」「読み聞かせ」してもらい、満足して帰って行く。そして、就職が決まらず半ば自暴自棄になっていたさとしも「自分」を取り戻していく。

                        こういった「優しさ」や「純粋さ」を、さとしやユイという、人にはいえないような悩みを持つ者を主人公にして、さりげなく描くところがうまい。

                        入りやすい本(読書入門)として真っ先に薦めたい。
                        | いどっち | (小説)中学2年〜高校2年 | 22:27 | comments(0) | trackbacks(0)
                        1234567
                        891011121314
                        15161718192021
                        22232425262728
                        2930     
                        << September 2019 >>

                        このページの先頭へ